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マグネシウムイオンとカルシウムイオンが水の中にどれくらい含まれているか。その量が多いものを硬水、少ないものを軟水と呼んでいます。


具体的には水1リットル中のカルシウムの量とマグネシウムの量をある計算式で指数化し、硬度を設定します。


※カルシウム量(mg)÷(l)×2.5+マグネシウム量(mg)÷(l)×4.1


この計算式により、硬度100以下の水を軟水と呼んでいます。


日本でおいしい水といえば主に軟水をいうことが多いようです。ちなみに日本の大都市水道水の硬度の平均は40というデータがあります。 日本にはミネラルを多く含む硬水自体がヨーロッパなどと比較しても少なく、清涼感のある軟水が好まれてきたという歴史もあるのだと思います。


飲むにしろ、お茶や料理に使うにしろ軟水はクセがなく、素材のもつ風味や味を損なうことが少ないようです。 実際、硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムは昆布や鰹節から出るアミノ酸と結合してしまい、うまく「だし」をとることができません。 日本人には軟水が慣れもあり、無難で、使いやすい水だといえます。


一方、味や効能もなく、水の個性というのは出にくい水ということもあり、多用な水を楽しむというためには物足りない水とも言えるでしょうか。