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料理と水
水は直接飲むばかりではありません。ご飯をおいしく炊く、お茶をおいしくいれるなど料理にも使われます。 しかしミネラルウォーターには個性があります。料理に使用するにはちょっとしたコツがいりそうです。[ごはんをおいしく炊く]
ごはんをおいしく炊くには、お米を研ぐ水から考えましょう。塩素がビタミンを破壊するという情報もありますから、 浸けて置く水(=炊き上げる水)も併せて水道水は避けるのが理想です。
ごはんを炊くための水は日本人にはなじみの軟水が適当です。日本の水の多くが軟水で、米は軟水で育ち、 人も軟水を飲み、炊飯も料理も軟水が使われてきました。経験や慣れからも、また料理の親和性ということからも 軟水がなじみがいいのだろうと思われます。
もしもミネラルを多く含む、特にカルシウムを多く含む硬水でご飯を炊いたらどうなるのでしょう。 硬水ではごはんがかたく炊けてしまうのです。ごはんをミネラルウォーターで研ぐ、炊くというのはちょっと贅沢で 考えにくいかもしれませんが、もしも奏する場合は軟水を用いましょう。
[紅茶、緑茶をおいしくいれる]
お茶の楽しみはその香りに多くがあります。そのためおいしいお茶をいれるためには、香りを損なわない水が理想です。 基本的には癖のない軟水が合うと思われます。特にその繊細さがいわれる、抹茶や玉露、またダージリンなどの場合には 軟水でいれるのがお奨めです。
[コーヒーをおいしくいれる]
コーヒーも水でいれる飲み物ですから、当然水がおいしいにこしたことはありません。塩素臭のきつい水道水でいれたコーヒーが おいしくないのは多くのひとが経験で知るところでしょう。これも癖のない軟水であれば、コーヒー豆の持つ個性を損なうことなく おいしくいれることができるでしょう。「おいしい水でいれる○○のコーヒー」どこかのCMででも聞きそうですが、お茶と比べると意外にも そんなに水の違いを感じにくいのも事実です。コーヒーのもつ香りの強さがわずかな水の差であればかき消してしまうのだと思われます。
最近ではエスプレッソやイタリアンコーヒーなどを家庭でいれて楽しむ、ということも多くなってきました。これらの深煎り豆を使う場合には 中硬水でいれると過剰に苦味が出るのを抑えてくれます。
